前回、熊本にワンピース像を求めて、家族旅行をしたお話をさせていただきましたが、
今回はその続きをお話しようと思います。
目的の銅像はたくさんんあるので、事前にコースを決めて、
なるだけ長距離の運転にならないように休憩をこまめに挟んで回っていきました。
今回は西原村~南阿蘇村~阿蘇市という順番で回っていきました。
この旅で2ヵ所目に訪れたのが、南阿蘇村にある「ロビン像」でした。ちなみにこれが「ロビン像」です。
現地に到着して驚いたのですが、これが設置されていたのが、
平成28年の熊本地震で被災した東海大学キャンパスに作られた
「震災ミュージアム KIOKU」というところだったのです。
(てっきりただの公園とかだろうと思っていました)
この施設は、震災遺構として、倒壊した校舎や割れた地表がそのまま残されており、
地震による被害を体感できるところでした。
こちらは大学校舎(1号館)の正面入り口の写真です。
左側にみえるのが、エントランスの屋根部分になります。
この場所は地震で横ずれが発生して、この屋根部分だけでなく校舎全体が分断されていました。
建物内も遠くから見ることができ、地震の凄惨さに胸が締め付けられる思いでした。
最後に本来の目的地の阿蘇神社に向かいました。
前回訪れたときは地震により楼門が倒壊していましたが、
こちらは去年の12月に復旧完了していました。
見事な修復技術だと驚かされました。
毎年のように、全国各地で地震や津波などで多くの方が被災されています。
ドライブ気分で訪れた各地で、すごく考えさせられる旅となりました。
皆様も機会がありましたら是非行ってみてください。
獣医師 高木