8月に入り夏本番。毎日猛暑が続き外に出るのが嫌になります。
しかし、夏にはイベントが満載‼︎
各地で花火大会や伝統行事が開催されます。
今回は私の地元長崎といえば⇨『精霊流し』
毎年8月15日に行われる精霊流しは、盆前に死去した人の遺族が故人の霊を弔うために手作りの船を造り、船を曳きながら街中を練り歩き、極楽浄土へ送り出すという長崎の伝統行事です。
各家で造られる船は大小様々。材料は主に竹、板、ワラ。
長く突き出した船首(みよし)には家紋や家名、町名が大きく記されます。
船の飾り付けには故人の趣味などを反映させたり、こだわった様々な造りかけの船が路上に多く見られるようになります。
最近ではペットの精霊船も‼︎
「チャンコンチャンコン」という鐘の音と、「ドーイドーイ」の掛け声。
耳をつんざくほどの爆竹の音が鳴り響き、行列は夜遅くまで続きます。
流し場までの道中でならされる爆竹は、この説によれば、「魔除け」の意味があり、精霊船が通る道を清めるためのものだと言われてきました。
長崎県のお盆はお墓でも花火をします。この時期、かなり花火を消費します。
その金額は毎年1億円を越すと言われています。
私の子供頃は本当に船を海に流したり、船を回し、爆竹をドラム缶に大量に入れ一気に火を点けたりしてましたが…
環境問題や安全面から規制が厳しくなり、船は回収され、船を回したり乗る行為は禁止になりました。ちょっと寂しいですね。
時代が変わっても、文化や伝統は受け継ぎ大切に残していきたいものです。
なので、皆さんも行事やイベントに足を運んでみてください。
そして、暑い夏をのりきりましょう!!
看護師 森